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気仙沼市立面瀬小学校(日本)と世界的探検家マーク・ウッド氏(ネパール)をSkypeビデオ通話でつないだ対話授業 ~エベレスト・ベース・キャンプから地球環境を考える~

Skypeでは、CSR活動の一環として、教育現場で活躍されている先生方の意見を取り入れて生まれた無料の世界的教育コミュニティー『Skype in the Classroom』を運営しています。同じような関心を持つ世界中の学校・クラス・先生をSkypeでつなぎ、異文化交流などの機会を提供しています。

先日9月13日に、『Skype in the Classroom』活動の一環として、気候変動に関する啓発活動を行っている世界的に有名な英国人極地探険家マーク・ウッド氏と、環境問題に熱心に取り組んでいる学校として知られる宮城県気仙沼市立面瀬(おもせ)小学校をSkypeのビデオ通話でつなぎ、地球環境について考える対話授業を行いました。

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ウッド氏は、2012年春に世界で初めて北極と南極をスキーで単独走破を成し遂げられた方。2013年5月にはエベレスト登頂を目指しており、それに備えてトレーニングのためネパールでエベレスト・ベース・キャンプを実施中。9月13日の対話授業当日は、ヒマラヤ登山の拠点として知られるネパール クンブ地方最大の集落ナムチェバザールから、Skypeのビデオ通話を使ってリアルタイムで対話授業を行いました。

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ウッド氏は、これまで世界中の40カ国・何千人もの学校・生徒達に環境問題を身近に感じてもらえるよう講演活動を行ってきましたが、日本の学校・生徒との交流は今回が初めて。

ウッド氏は、これまで探検で訪れた北極・南極からみる地球環境の変化について、「南極では海岸が温かかくなっており、氷山が海に溶け出し、一番温暖化問題が進んでいる状態です。北極に住んでいる動物や人間にも影響が出ています。南極や北極で起きている現象は、世界中に影響を与えています」と子供たちに判り易く説明しました。また、震災を経験された気仙沼市立面瀬小学校の皆さんへ「震災・津波などを経験し大変な時期にあると聞いています。世界中の人達は、何が起こっているのか注目しています。でも、実際に震災を経験された君達にしか分からないことがあると思います。大変なことが起こった後、人は強くなれます。ぜひ、前向きに困難を乗り越えて頑張っていってください。私自身も、今日、皆さんと話したことを思い出しながら、探検を続けていきたいと思います。将来、機会があれば日本にも訪れ実際にお会いしたいと思っています」と励ましのメッセージを述べられました。現地の周りの風景やナムチェの小学生をSkypeの画面を通じて紹介し、日本とネパールの生徒達が互いに挨拶を交わす場面もありました。

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気仙沼市立面瀬小学校からは、3クラス83名の6年生が参加。ウッド氏に対して、「南極・北極から見た地球温暖化はどのくらい進んでいますか?」 「つらいと思ったこと、楽しいと思ったことはどんなことですか?」 「食べ物や飲み物(水)はどう確保していたのですか?」「ごみの処理はどうしていたのですか?トイレはどのようにしているのですか?」「探検家として守っているルールはありますか?」などの質問を投げかけ、熱心にマーク氏の話に耳を傾けていました。

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<気仙沼市立面瀬小学校の周辺、気仙沼市内の様子>

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気仙沼は2011年3月11日に東日本大震災で大きな被害を受けられましたが、気仙沼市立面瀬小学校の皆さんは元気に毎日を過ごされているようです。Skypeでは、気仙沼市立面瀬小学校の皆さんを今後も応援して行きたいと思います。

※Skype in the Classroom について: 最近、通話や会議のためだけではなく、教育のツールとしてSkypeを利用する先生方が増えています。語学学習や地理の授業、あるいはバーチャル遠足や、遠方の専門家を授業に招くなど、Skypeのビデオ通話で、生徒が教室を一歩も出ることなく新しい文化・言語・アイデアを授業に取り入れることが可能です。しかし、これまでSkypeを授業で利用する場合、例えば授業中に交流する相手となるクラスを探し出すことが、多くの先生方の最大の課題でした。Skype in the Classroomは、実際に教育現場で活躍されている先生方の意見を取り入れながら生まれた無料の世界的コミュニティーで、このツールを使うことで、例えば他の先生と協力しながら授業を進めることができたり、パートナーとなるクラスや教室に招くゲスト・スピーカーを見つけたりすることができます。また、児童・生徒の年齢層・所在地・関心事項といった条件による検索機能も用意されていますので、同じことを考えている先生同士が出会い、一緒に関連するプロジェクトを見つけ、さらに教材を共有したりすることも簡単にできます。現在、世界各国の3万人以上の教育関係者がこのコミュニティーに参加し、約1800のプロジェクトを世界中で提供しています。 
http://education.skype.com/

※マーク・ウッド氏について: 1967年にイギリスで生まれたマーク・ウッド(Mark Wood)は、2012年に世界で初めてスキーで北極と南極を単独で横断した、極地探検家・冒険家。気候変動に関する啓発活動として行なった北極・南極への探検は、2011年11月に始まり、2012年1月に南極に到達した後、2012年4月に目標が達成された。英軍そしてロイヤル・バークシャーの消防救命サービスで働いた後、ヒマラヤ山脈・アラスカなどの南極地方を専門とする冒険家になったウッドは、約28の探検に携わり、探検に向けたトレーニングを行なう傍ら、これまでに40カ国・何千人という学生に環境問題を身近に感じてもらえるよう講演活動などを行なっています。マーク・ウッドは、2013年5月にエベレスト登頂を目指しており、その際、エベレスト山頂からSkypeを通じて、その景色を世界各国の生徒と見渡すことを考えています。 
http://www.markwoodexplorer.com/
http://vimeo.com/channels/markwoodexplorer
2012年 エベレスト・ベース・キャンプについて: http://www.snowballexpeditions.com/expeditions/mount-everest-base-camp-trek/dates-and-itinerary

※宮城県気仙沼市立面瀬小学校について: ユネスコスクール登録校。本校は、ESD(Education for Sustanability Development)という小泉首相が提唱して国連のユネスコが進めているプログラムの日本での先駆け。国際環境教育プロジェクト FMF Master Teacher Program (MTP)を実践するなど、環境問題に熱心に取り組んでいる学校として知られる。また、海外の学校とビデオ会議を行うなど、数多くの国際交流も行っている。第7回『日本水大賞』文部科学大臣奨励賞受賞などの受賞経験あり。
http://www.k-macs.ne.jp/~omo-s14/olddata.htm

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